薬草図鑑

日本原産の「ガクアジサイ」が園芸品種として改良され、庭園などに栽植される落葉低木。民間では、盛りの花を採集して日干しにしたものを風邪薬(解熱薬)として1日3~4グラムを煎じて服用す...
朝に咲くので朝顔と呼ばれる。平安時代に遣唐使がその種子を薬用に持ち帰ったといわれるが、花が美しいため観賞用として多くの改良品種が普及している。11月ごろ茎ごと抜き取り乾燥し、たたい...
果実が熟すると開くことから「開け実」「開け肉(み)」といわれ、アケビと名付けられたという。つる性の茎を輪切りにし、日干しにしたものを木通(もくつう)という。主として漢方処方薬で、木...
別名をタカトウグサと呼ばれている。これは、古くから高遠町地域で胃腸薬として用いられてきたことから、県内ではこの名で呼ばれることが多い。7~8月頃に全草を採り日干しにする。これを、1...
マツは年中緑のままで、常盤木(ときわぎ)の代表とされ、昔から門松などお祝い事に使われてきた。樹幹に切り傷をつけて滲出物の生松脂(テレビンチナ)を採取して、古くから吸出し膏や軟膏、硬...
日本原産の常緑樹である。民間薬として、生の葉を火であぶり、泥のようになった物を火傷やシモヤケの患部に貼って炎症をおさえ、膿を吸い出す効果があると言われている。葉を乾かし粉末にした物...
中国、朝鮮半島の原産で、江戸時代中期に薬用として渡来し、その後庭園の花木として各地で栽植されている落葉小高木。早春に木一面に美しい黄色の四弁小花を、葉に先立っていっぱいにつける。秋...
枝や葉のつけ根にとげがついているのはイヌザンショウ。よく庭先などに植えられるとげのないものがアサクラサンショウで香りがよい。成熟した果実を摘み取り、果柄を除いた果皮と種子を薬用にす...
葉は、6~9月にかけて採取し、半日くらい日干しにした後、風通しの良いところで陰干しにする。種子は10月頃、取り陰干しにする。効用は広く、興奮性発汗、鎮咳、鎮静、鎮痛、利尿などのほか...
本州北部、中部の深山に自生する常緑低木。高さは3mくらいまでなる。5、6月頃枝の頂上に淡紅色五裂の美しい花をつける。葉を日干しにして強壮、鎮痛、リウマチ、解熱、止血に煎じて服用する...
乾燥した根を利用する。腹痛、胃けいれん、頭痛、婦人病(冷え性、月経困難、補血、浄血)などには、1日量や3~6gを煎じ、3回に分けて服用する。単味で用いるより漢方処方に配合して、利用...
水仙という名は、この植物が水辺の近くにあることと、水仙という中国からの名がそのままついたといわれている。腫れ物には生の鱗茎を金属以外のおろし器ですりおろし、布でしぼった汁に小麦粉を...