薬草図鑑

広く観賞用に栽培されている。花の形が苧手巻(おだまき:アサの苧など繊維の糸をを巻いて玉にしたもの)に似ていることから名付けられた。根は秋に掘り水洗いし、陰干しする。腹痛、熱性下痢に...
オオバコは何処でも見られる植物で、子供の頃に茎で「引っ張りっこ」の遊びなどをした人は多いと思う。全草を車前草(シャゼンソウ)種子を車前子(シャゼンシ)と言う。漢方薬や民間薬で広く用...
ウドは春から初夏にかけての代表的な山菜である。ウドに良く似た野草で「シシウド」があるが、全く別の植物である。ウドは、春の芽が出る前か秋の葉が枯れる頃に根を掘り取り、適当な大きさに切...
日当たりのよい野原に自生する多年草。6~7月頃長さ3~8センチの花穂をつけ紫色の唇形花をつける。盛夏には花穂が暗紫色に変わり枯れた感じになるので夏枯草(カゴソウ)といわれる。花穂が...
東アジアの山地に自生する落葉低木。 県内でも山地や低地にみられる。枝にとげがあり、高さは2メートル位になり、根元から数本の幹が出て、葉は5枚掌状に開いて長い柄がある。初夏に淡黄緑色...
ウイキョウ(生薬名は茴香)は、明治の初めに渡来したヨーロッパを原産とする多年草である。本県では三水村(飯綱町)で盛んに栽培され、ソース用の香辛料として使われた。全草に特有の芳香があ...
イチョウは中国音からきた名前といわれ、漢名を公孫樹ともいう。秋から初冬にかけての実を水につける、あるいは土中に埋め、果肉を(外種皮)を腐らせて除き、白い内種皮に包まれた種子を日干し...
イチジクは、長野市内でも家庭の庭に植えられており、一日に一果ずつ熟すから一熟果(イチジク)の名が付いたと言われている。9月頃成熟した果実を採取し乾燥したものを無花果(ムカカ)と言い...
昔イチイで笏(しゃく)を作ったことから、位階の正一位や従一位にちなんで名付けられたという。 必要時に葉をとり、天日乾燥したものを一位葉(いちいよう)という。薬用には利尿や月経不順、...
「痛み取り」から付けられた名前と言われている。戦時中にはタバコの代用にしていたと聞いている。県内のどこででも目につく植物である。秋から冬にかけて葉が枯れる頃、根を掘り取り日干しにし...
4~5月ころ山野のやぶかげにいかり形の可憐な花をつける。地上部の茎葉を5~6月ころ刈り採って日干しにしたものを使う。1日8~10gを水400mlで200mlになるまで煎じ、3回に分...
以前は熟した果実の果肉を土中で腐らせてから硬い殻を割って種子をとり、杏仁(きょうにん)と名づけて薬用にした。現在は菓子、ジャムなどの原料にする干しアンズの副産物として種子をとる。古...