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薬剤師会だより
山菜の代表である。食用にしているのは若芽の部分である。食用にするのは日本人だけのようで、食用の歴史は古く、平安時代の記録に載っている。薬用には、若芽と根茎を使用する。若芽をあく抜きして、日干しにする。根茎は秋から冬にかけて掘り取り、洗った後日干しにして薬用にする。1日量10~15gを水400mlで半分以下にまで煎じて3回に分けて飲む。この煎液は、蜂や毒虫に刺された時に塗っても効果があると言われている。採取して3年以上経った干し蕨の黒焼きに、酢を加えたものを湿布薬としてリウマチに効果がある。
山菜の代表である。食用にしているのは若芽の部分である。食用にするのは日本人だけのようで、食用の歴史は古く、平安時代の記録に載っている。薬用には、若芽と根茎を使用する。若芽をあく抜きして、日干しにする。根茎は秋から冬にかけて掘り取り、洗った後日干しにして薬用にする。1日量10~15gを水400mlで半分以下にまで煎じて3回に分けて飲む。この煎液は、蜂や毒虫に刺された時に塗っても効果があると言われている。採取して3年以上経った干し蕨の黒焼きに、酢を加えたものを湿布薬としてリウマチに効果がある。