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薬剤師会だより
ビワは明治以前には、観賞用や薬用にされていた。生長葉を5月から6月ごろ、又は11月から12月ごろ採取して、よく日陰干ししたものを7~8ヵ月後に利用する。1日量として5~10gを300mlの水で半量までに煎じて、暑気あたり、鎮咳、胃腸薬として3回に分けて飲む。夏の下痢には、1日量として10~20gを300mlの水で3分の1量まで煎じて、3回に分けて飲むと良い。生葉を焼酎に2~3週間浸した後、濾した焼酎を脱脂綿に浸して、打ち身や捻挫に使う。江戸時代には、枇杷湯を夏の暑気あたりの飲み物として使っていたとある。
ビワは明治以前には、観賞用や薬用にされていた。生長葉を5月から6月ごろ、又は11月から12月ごろ採取して、よく日陰干ししたものを7~8ヵ月後に利用する。1日量として5~10gを300mlの水で半量までに煎じて、暑気あたり、鎮咳、胃腸薬として3回に分けて飲む。夏の下痢には、1日量として10~20gを300mlの水で3分の1量まで煎じて、3回に分けて飲むと良い。生葉を焼酎に2~3週間浸した後、濾した焼酎を脱脂綿に浸して、打ち身や捻挫に使う。江戸時代には、枇杷湯を夏の暑気あたりの飲み物として使っていたとある。