ミョウガ

若芽は芳香と辛味があり薬味として使われる。薬用には、地下部を水洗い後細かく刻んで日陰干ししたものを使う。1日量約10gを水200ミリリットルで半量にまで煎じ、3回に分けて腎臓病や生理不順に飲む。一方、しもやけ、凍傷のかゆみには、20~30gを水500ミリリットルで半分量まで煎じた液で洗うと効果があると言われている。日陰干しした葉を布袋に入れ、浴湯料として痔や婦人の冷えからくる痛みに効く。この場合の1回量は日陰干し葉約300グラムである。根茎を生で食べると消化促進効果がある。