ホオズキ

名前の由来は、ホオと呼ばれるカメムシが好んで付くから、この名が生まれたという説と、全草にに苦味があるので「ニガツキ」から転じたという説がある。地下部も含めた茎葉を7~8月頃採取し、水洗いした後、日干しにしたものを薬用にする。鎮咳、解熱、利尿に1日量3~10グラムを水200mlで約半量にまで煎じ、3回に分けて服用する。しかし、妊婦には流産の危険性もあるので使用しない方がよいという。また、果実を赤くなる前に採って黒焼きにし、蜂蜜で練って1日3歳児で0.3グラム(1歳増す毎に0.1グラムづつ増やす)服用すると百日咳に効がある。