イチジク

イチジクは、長野市内でも家庭の庭に植えられており、一日に一果ずつ熟すから一熟果(イチジク)の名が付いたと言われている。9月頃成熟した果実を採取し乾燥したものを無花果(ムカカ)と言います。これの3~4個を水400mlで半量までに煎じて1日量とし、緩下薬として3回に分けて服用する。毎日、果実を3~4個食べても効果があると言われている。薬湯として、乾燥葉を1~2枚程度を布袋に入れて使うと痔疾、神経痛に効果がある。生葉は、便所のウジ殺しにも用いた。