ブドウ

アジア西北部地方が原産地で、シルクロードを経て日本に渡来し各地で栽培されているつる性落葉低木。若い枝には毛があり、成長するに従い木質化していく。秋には甘い汁液に富んだ果実が房状に垂れ下がる。果汁に転化糖、酒石酸カルシウム、蓚酸、ペクチン、イノシット。果皮にはタンニン、ペンドザン等を含み、ぶどう酒の製造原料である。ブドウ酒を1日10~20グラムを飲用すると、食欲減退、低血圧、不眠症、冷え性などに効果がある。また、渋みの強い赤ブドウ酒は下痢症に効果が期待できる。