ヒガンバナ

地下の鱗茎を生のまま利用するため、必要なときに掘り採り、水洗いして外皮と根を除く。毒性があるので、家庭療法ではもっぱら次のように外用に使う。肩こりや急性腎炎のむくみ取りには、鱗茎を生のまますりおろし、就寝前に両足の土ふまずに貼り、軽く包帯で押さえておく。乳房炎、乳腺炎の初期には、消炎の目的で冷湿布する。地方によってはシタマガリともいうが、これは食べて中毒になった症状”舌が麻痺して曲がって硬直し、ものが言えなくなる”からでた呼び名である。