ツワブキ

北日本を除く全国各地に自生する多年草。長野県内でも観賞用として植栽されている。若い葉は灰褐色の密毛で覆われているが、後にはほとんど無毛となる。葉は腎心形で光沢があり肉厚である。10~11月頃花茎を出し、黄色の頭状花をつける。根を10月頃掘り採り、水洗い後に刻んで日干しにして健胃、下痢止めに煎じて服用する。葉をもんで打ち身、腫れ物、切り傷に用いる。葉柄は昔から「フキ」と同様に食用に供される。