ツユクサ

ツユクサは鮮青色の花を早期に開き、午後にはしぼむ。古い時代にはツキクサと呼ばれていたが、それはこの花弁の汁を布にこすりつけて染めるという「着草」(ツキクサ)の意味からであったという。利用法は開花期に全草を採り、水洗いして日干しにする。解熱には乾燥した全草を1回量4~6グラムを水300mlで煎じて服用する。1日3回を限度とする。下痢止めには乾燥全草10グラムを水400mlで300mlにまで煎じ、3回に分けて服用する。