クリ

クリの葉にはタンニンがあり、収斂や消炎作用がある。タンニンが最も多くなる真夏に採取した葉を日干しにしたものを、ウルシカブレやアセモなどに使うとある。一握り程度の葉を水500mlで煮出し冷やして、これで患部を洗う。クリはでんぷんが豊富であるばかりでなく、タンパク質やビタミン類も多く含む。小布施町のクリを使った名産品は有名である。甘栗は、中国産のシナグリを使う。