キハダ

高さ20mにもなる高木。外皮をはぐと内皮が鮮やかな黄色であることからキハダ(黄肌)と呼ばれる。12~13年以上の木を夏の土用前後に切り倒し、コルク層を除き乾燥したものを薬用にする。民間では下痢止め、苦味健胃、整腸剤として1日量3gを粉末のままか煎じて3回に分けて用いる。信州の百草の原料にも使われている。