カキ

カキは葉、実、ヘタが薬用になる。しゃっくり止めに1回にヘタ5~8グラムを同量のヒネショウガと共に、水200~300ccを半量になるまで煎じ、飲むとよく効くという。血圧降下には乾燥葉を1日約20グラム煎じて用いるか、急須に入れて熱湯を注ぎ15分ぐらいしてからお茶がわりに飲むとよい。カキ渋が民間では消炎、収れん作用があるので、霜焼け、痔の出血などに塗布薬とし、桶や器具の塗装、渋紙をつくるのに使われる。