イタドリ

「痛み取り」から付けられた名前と言われている。戦時中にはタバコの代用にしていたと聞いている。県内のどこででも目につく植物である。秋から冬にかけて葉が枯れる頃、根を掘り取り日干しにした物を「虎杖根(コジョウコン)」と呼び緩下、利尿に使う。虎杖根を一日量として10g程を水400mlで半分の200mlまで煎じ、3回に分けて空腹時に飲む。便秘がちの人に効果があると言われる。民間療法としては、火傷に果実の煎汁を用いる。