アサガオ

朝に咲くので朝顔と呼ばれる。平安時代に遣唐使がその種子を薬用に持ち帰ったといわれるが、花が美しいため観賞用として多くの改良品種が普及している。11月ごろ茎ごと抜き取り乾燥し、たたいて種子をとり、日干しにしたものを拳牛子(けんごし)という。便秘には緩下剤として、粉末を1回量0.2g、通常の下剤としては0.5~1.0gを水100mlで飲む。強い下剤なので使用には注意が必要。虫さされには、生葉をよくもんで塩を加えたものを用いる。また、乾燥した茎葉20~30gをひたひたの水で煮沸し、その汁でしもやけの患部を温湿布するとよく効くといわれる。