アオキ

日本原産の常緑樹である。民間薬として、生の葉を火であぶり、泥のようになった物を火傷やシモヤケの患部に貼って炎症をおさえ、膿を吸い出す効果があると言われている。葉を乾かし粉末にした物を、飯粒と練り合わせても使う。アオキの生葉と乾かしたスイカズラの茎葉とを、6グラム程を450ミリリットルの水で半量まで煎じ、脚気や浮腫に1日3回食間に飲む。下腹が張るような場合は、葉と果実を日陰干しした物を水300ミリリットルで半量まで煎じ、1日3回食間に飲むと効果があると言われている。